![ブレイキンのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/breaking-illustrations-1024x1024.jpg)
2024年パリ五輪の新競技に加わった、
ブレイキン(ブレイクダンス)が人気を集めています。
人気の秘密は、
実は、日本が2024年パリ五輪でメダルラッシュが
期待されているからです。
そこで、今回は、
・ブレイキン(ブレイクダンス)とは
・ブレイキン(ブレイクダンス)はどんな競技なのか
・ブレイキン(ブレイクダンス)を構成する4つのダンスとは
・ブレイキン(ブレイクダンス)パリオリンピックにおけるルールや評価基準
・ブレイキン(ブレイクダンス)にはどんな大会があるのか
・ブレイキン(ブレイクダンス)日本人の注目選手
・ダンサーの名言
紹介します。
目次
ブレイキン(ブレイクダンス)とは
![ブレイキンをしているダンサーのシルエット](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/silhouette-of-a-dancer-breaking-1024x768.jpg)
ブレイキンとは、
ダンススポーツの一種で、
一般的にはブレイクダンスとして知られています。
1970年代、
アメリカ・ニューヨークのサウスブロンクス地区が
発祥のストリートダンスです。
当時のこの地区は、貧しいエリアで、
不良グループ同士の抗争が激しく、犯罪が多発し、
流血事件もたびたび発生する治安の悪いエリアでした。
そこで、
平和的に解決する手段として
ダンスバトルが流行しました。
このことが、
ブレイキン(ブレイクダンス)の始まりとされています。
つまり、
「踊って」「闘う」スポーツと言えるのです。
日本では、
1980年代以降に映画や有名ダンサーを通じて
知られるようになりました。
ちなみに、
日本のストリートダンス発祥の地は
東京・代々木公園そばの競技場とされています。
ブレイキン(ブレイクダンス)はどんな競技なのか
![ブレイキンをしている男性ダンサー3人のシルエット](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Silhouette-of-three-male-dancers-breaking-1024x629.jpg)
ブレイキン(ブレイクダンス)は基本的に、
・1対1
・2対2
・大人数のチーム同士
向き合いながらダンスバトルを行うことが
特徴です。
また、競技の特徴の2つ目としては、
音楽担当のDJがいること。
しかも、
音楽はDJが選曲し、
選手は事前に知ることができないので、
流れる音楽に合わせて
「即興」で 1人ずつダンスを披露し、
リズムや音色に合わせて踊り、
その踊りに、
どのくらいの個性があったかどうかなどが
ポイントになるという、
見ている方もハラハラ・ドキドキの
面白いスポーツとなります。
ブレイキン(ブレイクダンス)を構成する4つのダンスとは
![いろいろなダンスでブレイキンをする男性ダンサーのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-of-a-male-dancer-breaking-in-various-dances-1024x1024.jpg)
ブレイキン(ブレイクダンス)は、
4つのダンスの要素で構成されます。
トップロック
立って踊り、ステップで魅せる「トップロック」
もちろん、
表情もバトルの駆け引きのポイントとなります。
フットワーク
手を地面につき流れるように踊る「フットワーク」
体の向き、脚の角度、指先、全身の華麗さが
ポイントなります。
パワームーブ
ブレイキンの見せ場の一つである、
肩・背中・頭・手で、
ダイナミックな回転技がポイントなります。
フリーズ
音に合わせて止まったり、
足を組んで座り天を仰ぐ動作「フリーズ」などが、
ポイントなります。
この4つのダンスを組み合わせた、
難易度の高いパフォーマンスや、
アクロバティックな表現を披露し、
創造性を競い合います。
ブレイキン(ブレイクダンス)パリオリンピックにおけるルールや評価基準
![オリンピックの金メダル・銀メダル・銅メダルのイメージイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Image-illustration-of-Olympic-gold-silver-and-bronze-medals-1024x820.jpg)
2021年11月時点ではまだ正式に発表されていません。
世界ダンススポーツ連盟(WDSF)から発表される予定です。
ブレイキン(ブレイクダンス)にはどんな大会があるのか
「スポーツ」と「カルチャー」に分かれています。
ブレイキン(ブレイクダンス)「スポーツ」
![ブレイキンをする笑顔の男性ダンサーのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-of-a-smiling-male-dancer-breaking-1024x768.jpg)
2024年パリオリンピックの新競技と同じ、
ジャッジによる採点式で勝敗を決めます。
評価基準は、
・ボディ(技術)
・ソウル(表現)
・マインド(独創性)
代表的な大会
・世界選手権
・全日本選手権(第4回全⽇本 ブレイキン選⼿権)
ちなみに、
パリオリンピックではソロのみで
行われる予定になっています。
ブレイキン(ブレイクダンス)「カルチャー」
![ブレイキンをするノリノリの男性ダンサーのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-of-a-male-dancer-breaking-1-1024x768.jpg)
ジャッジによる挙手で勝敗を決めます。
ソロだけでなく、チーム戦もあります。
代表的な大会
・Battle Of The Year
チームバトルの世界大会。通称BOTY(ボティー)
・BC One World Final
ソロバトルの世界大会
・BC One JAPAN
・BC One World Finalに出るための日本大会
ブレイキン(ブレイクダンス)日本人の注目選手
2022年10月に韓国で行われた世界選手権において、
日本人選手がすごく結果を出しています。
男性
![ブレイキンをする男性ダンサーのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-of-a-male-dancer-breaking-1024x1024.jpg)
音とダンスの調和が持ち味
「Shigekix」半井重幸 選手
銀メダルを獲得
また、
最近の大会の結果として、
2023年10月6日(金)、7日(土)
中国・杭州で第19回アジア競技会にて、
見事金メダルを獲得!
パリ2024年夏季オリンピックへの
出場権利を獲得しました。
女性
![ブレイキンをする女性ダンサーのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-of-a-female-dancer-breaking-1024x1024.jpg)
掃除機や雑巾がけをヒントに手足を動かす
「お掃除スタイル」が注目を集める
「AMI」湯浅亜実 選手
金メダルを獲得
世界屈指のオールラウンダー
「AYUMI」福島あゆみ 選手
銅メダルを獲得
また、
最近の大会の結果として、
2023年10月6日(金)、7日(土)
中国・杭州で第19回アジア競技会にて、
「AMI」湯浅亜実 選手が準優勝で銀メダル獲得、
「AYUMI」福島あゆみ 選手が3位決定戦で勝利し
銅メダルを獲得しました。
2選手ともに、
来年の4月~6月に開催される、
OLYMPIC QUALIFIER SERIES EVENT(OQS)へ出場し、
パリ2024年夏季オリンピックへの
出場権獲得を目指すこととなりました。
パリオリンピックへの出場権獲得を目指すこととなる。今回4位の結果となったISSINもOQSポイントによる選抜枠を利用し、OQSからのパリオリンピック出場権獲得を目指す形となる。
見事金メダルを獲得!
パリ2024年夏季オリンピックへの
出場権利を獲得しました。
このように、
日本選手が世界のトップレベルで活躍しています。
しかも、男子では、
派手なパワームーブが得意な期待の新星
菱川一心 選手(ダンサー名ISSIN)も
注目を集めています。
ダンサーの名言
![パパイヤ鈴木をイメージしたイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-inspired-by-Papaya-Suzuki-1024x768.jpg)
パパイヤ鈴木
・あるとき、僕が雨ごいの踊りをやると100%雨が降ります。
という若者がいましてね。
よくよく聞いてみると、雨が降るまで踊るからって。
深いなぁ、いいなぁと思いましたね。
できる人とできない人の区分けはない。
あるのは、やる人とやらない人だけ。
重要なのは、やる気であって才能ではない。
みんな目の前の損得を気にしすぎる。
これは割りに合わないからやめようとか。
でも、人生は目先の損得では決まらない。
人生はトータルで、プラスマイナスゼロだ。
新しいことは、やってみないと何も始まらない。
やってみて、ダメだったらどうしようではなく、
まずやってみる。
マイケル・ジャクソン
・僕はまさにリズムの奴隷さ。
その一瞬を、体が動くままに踊っているんだ。
頭で考えていてはダメなんだ。体で感じないと。
・時々批判されたり、
価値観を否定されたり落ち込む事もあるけれど、
全ての人間が自分の事を好きになる事はないんだ。
自分がどんな価値観を持っていても
2割の人は僕を好きでいてくれる。
6割は自分の行いで変わる。
残りの2割は僕が何をしても否定をする。
そう思ったら激しく落ち込む必要はない。
エミネム(EMINEM)
・俺ってヤツは時にクールだったり、
クソ野郎だったりする。
でも、誰だってそうだろ。
・文句ばかり言う奴らとやりあって一つ学んだ事がある。
あいつらは攻撃する相手が後ろを向いている時だけ強気なんだ。
B-BOY TAISUKE
・本番というのは、あくまで周りが創り出している環境であって、
練習と変わらないんですよ。
本番というもの自体が存在しない。
自分が出来ると思えば出来る!出来ないと思えば出来ない!
といったシンプルな考え方にしていくと、
緊張が良いものに変わっていくと思います。
まとめ
![男性ダンサーと女性ダンサーのブレイキンのイラスト](https://history-historylab.com/wp-content/uploads/2023/04/Illustration-of-male-and-female-dancer-breaking-1024x1024.jpg)
2024年パリ五輪の新競技に加わった、
ブレイキン(ブレイクダンス)を紹介しました。
人気の秘密は、
実は、日本が2024年パリ五輪でメダルラッシュが
期待されているからです。
そこで、今回は、
・ブレイキン(ブレイクダンス)とは
・ブレイキン(ブレイクダンス)はどんな競技なのか
・ブレイキン(ブレイクダンス)を構成する4つのダンスとは
・ブレイキン(ブレイクダンス)パリオリンピックにおけるルールや評価基準
・ブレイキン(ブレイクダンス)にはどんな大会があるのか
・ブレイキン(ブレイクダンス)日本人の注目選手
・ダンサーの名言
紹介しました。
この日のために、頑張ってきた選手たち
実績がある選手の頑張りだけでなく、
新しいヒーローの誕生も期待でき、
これから待ち遠しいですね。
また、才能があっても、結果を出すために、
人よりも努力し、努力し続けた、
パパイヤ鈴木の言葉
・あるとき、僕が雨ごいの踊りをやると100%雨が降ります。
という若者がいましてね。
よくよく聞いてみると、雨が降るまで踊るからって。
深いなぁ、いいなぁと思いましたね。
できる人とできない人の区分けはない。
あるのは、やる人とやらない人だけ。
重要なのは、やる気であって才能ではない。
みんな目の前の損得を気にしすぎる。
これは割りに合わないからやめようとか。
でも、人生は目先の損得では決まらない。
人生はトータルで、プラスマイナスゼロだ。
新しいことは、やってみないと何も始まらない。
やってみて、ダメだったらどうしようではなく、
まずやってみる。
勇気と元気がもらえますね。
あなたはどう感じましたか?
上手くいってるときも、
ピンチでどうしたらいいんだろうとブルーなときも、
歴史の先輩から学ぶ。
先輩たちの人生を参考にしながら、
明日から、
いやいや今から
自分たちも理想的で素敵な人生を送るために、
自分のペースの明るく・楽しく・元気よく
で、過ごしていきましょう。
次回は、
世界水泳選手権2022福岡大会【注目選手と水泳・競泳選手の名言】
という話を紹介します。